くりや

和漢膳を中心に、人それぞれの体質におすすめのレシピを紹介します。

生理痛と薬膳・和漢膳

女性なら月に一度はやってくる、やっかいな時期。

生理前のイライラ、血が不足したふらふら、生理の出血に痛み、食欲と食欲不振、吐き気に頭痛に腹痛、腰痛、足のつっぱり、生理が終わった後も痛みと戦ったせいで体力は落ち、血も不足し……症状は様々、重さも様々。

 

昔の女性たちも生理に苦しんでいたようで、ちゃんとこういう人は生理痛が重い、と統計が出ております。

 

冷えやすい人ほど生理痛が重い。

(今回長くなります。性に関する話なので、デリケートな話もあります。苦手な方はご注意下さい)

 

個人的に最も厄介なのが、同性。

「生理痛くらいで」

「そんなん誰でもなるやん」

「おおげさな」

「病気じゃないのに」

生理痛の重さは個人差があり、誰もが同じように苦しむわけではなく、中には全く痛くない、重くない、という人もいるとか。

そのせいか相談しづらい人も多い印象があります。

痛みがひどくて吐いたり、頭痛で薬を飲んだり、顔色が青ざめているのを見てようやく「ね、寝てたら?」

と声をかけられる事になりますが、

 

そんな症状誰もいらんわい!

 

となるでしょう。

優しくされたいわけでもなんでもなく、そもそも他人と会話するのさえ辛い。

いや寝ているのでさえ辛いのだからどうでもいいわ……1週間の我慢。

となってため息ばかりになることもしばしば。

 

私自身もPMSPMDD、月経困難症のオンパレード。

女性ホルモンが少ない、と感じてはいたので豆乳を飲んだり、運動をしたりして、毎月痛みが減るようにと祈り、毎月痛みで吐きそうになってまたがっかり、を繰り返しておりました。

痛み止めは欠かせませんが、これも効く時と効かない時があり、肝臓が働き損、と飲みたくない時も数えられないくらい。

胃が痛くなり胃の漢方を飲みますが、根本の解決にはなりません。

寝汗もひどく、夜は寒くてタオルがないと眠れません。

足首、お尻は塩枕にでもなったのかと思うほど冷たく、頭はふらふら、目はかすみ、座っているだけで倒れそうなので布団に倒れる。

痛みは尋常じゃなく、ピルを飲もうかと真剣に考えた時もありましたが、基本的にはピル反対派なのでやっぱり他で緩和させたい、と何とか探る(ググる)日々。

温めた方がいい、と書かれていますがカイロなどで温めると却って痛みが悪化した覚えがあります。

これ以上何をどうしたらええねん!

というのが本音。

 

薬膳・和漢膳に触れたのは別の理由からでしたが、一番うれしかったのが生理痛が楽になったことです。

薬も飲まなくていいし、食事なので体には良い事しかない。

お財布にも優しい。

 

薬膳や和漢膳ではどんな人が生理痛で苦しむ、とされているか。

・冷えやすい人。

・気の巡りが悪くなりやすい人。

 気滞といいます。

・血の巡りが悪くなりやすい人。

 血瘀といいます。

・気と血がぞれぞれ不足しやすい人。

 気虚血虚とそれぞれいいます。

 

体質チェックをすると自分がどれに当てはまるかが分かりやすくなります。

混合することもあり、また生理時に別のタイプが現れたりします。

 

体が冷えやすい場合、体を温めるための食材を摂りましょう。

ネギ類やニンニク、ショウガ、唐辛子、シナモン、ピュアココアなど。

チョコレートは脂肪分がありますので、普段は良いのですが生理前くらいからココアに切り替えることをおすすめします。

経験があるので分かりますが、氷やアイスが食べたくて仕方ないということも生理前にあったりします。

出来れば控えましょう。

もしくはショウガを食べるなりして体を冷やし過ぎないようにしましょう。

 

甘い物も欲しくなりますが、砂糖が多すぎると血瘀になりやすいので甘味を摂る時は野菜やはちみつから。

胃のケアにもなるので、こういう甘味はとっていきましょう。

 

体の余計な熱をとり、腸を整えてくれるのでオリーブオイルも良いです。

生理前や生理になると下痢や便秘になりやすいので、腸のケアもしておきましょう。

 

気の巡りが悪いならジャスミンやラベンダーなどのハーブティーもおすすめ。

玉ねぎや豆苗を副菜に加えるのも良いです。

 

血の巡りを促すのは体を温める食材と重なるものが多いです。

 その他キノコ類、黒きくらげ、シソやゆずなど。黒酢も良いとされています。

 

気と血の両方が不足しているなら、芋、タコ、かぼちゃ、鶏肉や牛肉、にんじん、金針菜などの気や血を作る食材を選びます。

 

寝汗が出る場合、津液虚といって体内の水分(体液)が不足している状態になった可能性が高いです。

他にものぼせなどがあり、生理で顔だけ火照って気持ち悪い、ということも起こりえます。

豆乳や豚肉は津液を補ってくれるので、

「ホット豆乳ココアシナモン入り」

はけっこう役立ちます。

作りやすいですしね。

 

追記!2020.6月2日

寝汗や火照りの症状は水毒でした!ごめんなさい。

ただそれを緩和させるのも豆乳です。そこは合ってるので、豆乳をどうぞ!

その他アサリやクラゲ、海苔や昆布なども水毒解消に役立ちます!

 

それぞれのタイプ別食材は相性の良い物も多いので、食事にした時も美味しく食べられるでしょう。

ただし食べ合わせが悪いものもあります。

 以下の食べ合わせは悪い、もしくは良くないとされています。

・ニンニクとはちみつ

・ネギ類とはちみつ

・黒きくらげとほうれん草

・豚肉とショウガ

・豚肉と他の肉類

・鶏肉とニンニク

・鶏肉とわさび

・鶏肉と生ネギ

・唐辛子と人参

・唐辛子とキュウリ

・唐辛子とかぼちゃ

・牛肉とショウガ

・牛肉と豚肉

・人参と酢

・ほうれん草と豆腐

などなど。

 カテゴリーの体質チェックで試してみて下さい。おすすめ食材と控えたい食材のページへも行けるようにしています。

 

個人的におすすめなのは、

排卵あたりにジャスミンティーを飲み、

生理前にジャスミンからホット豆乳ココアにきりかえ、血を作るものを食べる。

生理中は体を温めるもの、黒色食材など血を作りながら流れを促すものを食べる。

落ち着いたら好きに食べ、排卵あたりにジャスミンを……

それを季節ごとの旬に合わせて変えて行く。

通年取り入れやすいのは飲料や調味料なので、ジャスミンやマイカイカ、シナモン、はちみつ、ココアパウダーは常備しておくと心強いです。

豆乳も未開封なら常温保存が出来るのでストックに向いています。

 

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メニューが少ないのですが、これらは役立つかと思います。

 

女性ホルモンのバランスについて。

女性ホルモンには二つありまして、一つは女性的な魅力を高めるエストロゲン

もう一つは別名お母さんホルモンともいわれるプロゲステロン

エストロゲンが増えると痩せやすいし、気分の安定、髪も肌もつやつやでいいことづくめのように思いますが、これがデリケートな問題で。

エストロゲンは確かに肌を潤します。精神も安定するのでありがたいものですが、これはちょっと体を弱くします。

エストロゲンは主に膣内を潤します。

膣とは女性にとっての第二の口。

セックスの際に男性器を受け入れ、出産時に赤ちゃんが通る大切な場所です。

エストロゲンがたっぷり出ると、愛液も増えます。

「愛液」というのは、膣内の酸を排出し、アルカリ性にするためのもの。

こうすることで精子が膣内で生き残りやすくなり、子宮に到達できるようになります。

いわゆる「濡れやすい」女性ほど妊娠しやすく、女性らしい魅力で輝きます。

でも酸が減るということは、病気にもなりやすくなります。

「乳腺症」というおっぱいに良性のしこりが出来たり、感染症などのリスクもあがります。

そのためもう一つのプロゲステロンという別名お母さんホルモンが必要不可欠になるのです。

プロゲステロンは子宮をふっくらさせる力があります。

体温も上げ、子宮の状態を整えてくれます。

プロゲステロンは確かに生理前の精神不安の要因にもなり、吹き出物が出来やすくなったり、太りやすくもなりますが、自分の体と、妊娠したなら赤ちゃんを守るために頑張るホルモンでもあります。

子宮が元気ない感じがする。落ち着かない、なんか怖い……こんな感覚になった事はありませんか?

こういう時はプロゲステロンエストロゲンのバランスが崩れている可能性があります。

どちらも大切なホルモンで、やはりバランスが重要になります。

どちらかが過剰だと、それに応じた部分が弱くなります。

バランスが取れていると、支えあって体を守ってくれます。

エストロゲンイソフラボンが同じ働きをしてくれる、というのが有名で、大豆に含まれているので豆乳できれいになる! 系の情報は多いですね。

プロゲステロンは主にビタミンC、Eを栄養素としています。

ビタミンは美容にも欠かせませんし、どちらも食事などからも取り入れやすいのでちょっと意識してみませんか?

 

ピル反対と言ったのは。

薬ですから当然副作用があります。

婦人科の先生によれば「体が怠ける」とのこと。

ホルモンに大きく影響を与えますから。

また薬の嫌な部分を分解するため、肝臓がより働く必要が出てきます。

お酒は飲んでないのに肝臓の数値がやばい、ということにもなりかねません。

肝臓のケアも必要になります。

何より

「安全ですよ」

と言いながら、

「1ヶ月に1回は診察にきてもらって調子を見ないと怖いので。ピルを飲むなら病院に通ってもらわないと、心配なんです」

心配なんです。

心配なんです……。

お医者さんがそう言っています。

ピルの飲み始めは吐き気にむくみ、その他様々な症状が出ます。

それを乗り越えると楽になって、「なんでもっと早く飲まなかったんだろう」と思えるらしいのですが。

その他子宮の病気のリスクが減る、とも言われています。

ただ副作用は必ずあります。

薬とはそういうものです。

薬に助けられたことがあるので、嫌いとは言えないのですが、少なくとも気軽に頼んでいいものではないとは言えます。

ピル反対の理由としてもう一つあるのが、

「男性の好みが変わる」 

kuriya-kitahaku.hatenablog.com

 こちらでも書いてありますが、女性の好みとは「優秀な遺伝子」。

自分が持っていない遺伝子で、優秀なものを良いと感じる力が備わっています。

女性の場合、自分の子供というよりは「優秀な子供」を望む傾向がある、とされており、それは非常に大切な話です。

似たような遺伝子がくっつくと、体の弱い子が生まれるというのは定説になっており、そのため近親結婚は好まれていません。

いとこ同士はOKとは言われていますが、それでも首をかしげざるを得ないのは「子供が出来たら、その子は大丈夫なのかな」という心配からでしょう。

女性の好みが変わってしまうと優秀な遺伝子、もしくは違う遺伝子がくっつけなくなって、弱い子供が生まれるかもしれない。

 

ピル反対とはいえ、そもそも生理のせいで生きていけなくなる、というほど追い詰められてしまうことも分かっているので、その選択を否定はしないし、出来ません。

ただ、出来れば最終手段にして欲しい。

ピルに頼るのも生きるために必要だとわかっているので、よくよく考えて、ちゃんと向き合ってくれるお医者さんを探して、自分の体を大切にするとした上で決めて欲しいわけです。

そして

「恋愛がしたい」

「結婚したい」

「子供が欲しい」

と思ったら、ピルをやめて、体と心を整えて欲しいわけです。

すでにパートナーがいるなら別ですが、ピルによる好みの変化があると言われている以上、それを飲んでいる状態で出逢う人は、本当に愛せる人か分からないじゃないですか。

本当に出逢うべくして出逢った人か、わからないじゃないですか。

恋愛は繊細で奥深く、大切なものです。

自分のことも相手のことも、大切にして欲しいわけです。

 

「女の子は女の子である」ということを、大切にして欲しいのです。

これは私がXジェンダーかもしれないということで、女性性をある程度客観視しているから出る意見かもしれません。

 

そして薬膳・和漢膳はあくまでも食事であり、楽になったのも私個人の意見であり、すべての人に対応できるとは言えません。

また生理痛が全くなくなるわけでなく、効果の現れ方も個人差があり、一日そこらでどうこうなるものでもありません。

生理自体も嫌なことばかりですが、お腹をきれいにしてくれる、と考え方をちょっと変えてみましょう。

異常があればお医者さんに行きましょう。

もしかしたら何かの病を教えてくれているのかもしれません。

 

話が長くなりましたが、お付き合い下さりありがとうございました。

ではでは!

 

本当におすすめ。マイカイカは体も温めてくれます。ビタミンCも含んでいますし、気の巡りを良くしてくれます。

タンニンがあるので摂り過ぎはいけませんが。

こちらはアマゾン。

 

 

豆乳やはちみつ、ココアパウダーもありますよ。