くりや

和漢膳を中心に、人それぞれの体質におすすめのレシピを紹介します。

皮膚病持ちの私が「かずのすけ」さんの本を読んで試した結果……

【今回ちょっと内容が長いので、注意が必要です。早く結果を! という方は一番下の ”続きを読む” からどうぞ】 

 

物心つく前から肌が弱かったらしい私。

らしい、というのも赤ちゃんのころなんて覚えてないし、気づいたら肌のかゆみはあったので、それが悪いこととは思わず普通のことだと感じていたからです。

成長するにつれ肌の病はマシに……ところが15歳あたりで再発。

というか、基本治らないものなので、潜在的にあったものがひどくなった、というのが正しいところかな?

それから15年近く、湿疹に悩まされることになります。

 

ところで驚いたのは足首。

足首の1部分だけ異様に太い、長いムダ毛が生えていたんです。髪の毛並みです。

10代後半くらいにそれが面白くなり、母に見せたところ

「それ薬の影響やわ」

物心つく前は足首に色々出来ていたらしく、母がステロイド系のクリームを必死に塗り込んでくれていたそうなのですが、その部分と強いムダ毛が生えている部分が重なっていたそうです。

その他皮膚が薄くなる、白くなる、つまり透明感が出るけど塗ったら塗り続けなきゃダメ、効果が出なくなったら強いやつに切り替えなきゃ効果が出ない、しかも私のように毛深くなる可能性があり、透明感が出ても化粧でごまかさないといけなくなることになる、かも。

止める時もステップがあり、副作用は私のように何年後かに出るか、何年も出るか。

 

ステロイドは別口で飲み薬としてもお医者さんから処方されることになったんですが、「免疫力は落ちるし、ホルモンのバランス崩れるし、イライラするし、胃に負担が来るし、満月顔になったりするし、危ないねん。ちょっとでも胃痛いってなったらすぐ言ってや。飲んでから飲み終わりで量を加減せなあかんしな。そんなぽんぽん出していい薬ちゃうねん、気をつけてな。ほんまに」

と言われ、抗生物質(だったと思います)やビタミン、胃薬2種類と一緒に出され、なるべく外出禁止、カゼひいたら肺炎やと思え、とかなり危険性を教え込まれたうえでの処方です。

幸い、満月顔にはなりませんでした。イライラはひどかったですね。

 

だからね、塗り薬とはいえステロイドを薬局で薬剤師さんの許可なく買えるなんて怖いんですよ。

 

とはいえこの薬のおかげで病気は消え去りましたし、手術を重ねたわけではないので、やはり治療薬としては優秀なんでしょう。救われたのは救われた一方、怖さも知ってしまったわけです。

なんでも使い方次第ですし、本当に悩んでる方はぜひ薬剤師さんに相談して、メリット・デメリットを把握して下さい。

ちなみに私は以上の経験から皮膚科へ行ったことがありません。

勧められはしたんですが、「どうせステロイドやろ。怖いわ」と頑として首を縦に振らなかったんですよね。

ステロイドで熱を取りつつ、色々試しては? という考えもあったし、症状がひどい方ならそれも相談してみるのも良さそうです。

ただしちゃんと聞いてくれるお医者さんに相談しましょう。

中には「そんなん僕知りません」というお医者さんもいたりいなかったり。

今はセカンドオピニオンが普通だから、相談しても良い雰囲気づくりをしてるらしいですけど、忙しいと、ねぇ。

実際手術しななぁ、と言われた時思わずため息ついたら「ため息なんかつかんとってよ」ですって。

落ち込むのも許してくれない医者はいますよ。逆に向き合ってくれる人もいますよ。

看護師さんが優しかったので救われましたが、病気してる側がなんで医者のメンタルを気遣うのか……それが出来るんやったら病院行かんわ。だからもうそこには行ってないんだけど。

実際それを気にして、別の病気ですが診断間違ってるのに間違ってる、と言えなくてより悪化した知り合いがいるからなぁ。医者に嫌われたら治療してもらえない……(´;ω;`)だそうです。

逆にちゃんと主治医以外の人に相談し、より負担の少ない手術を受けられるようになった知り合いもいます。結局自分次第か……ってそれならお金もらってるプロって何~!? おたくらのプライドは何~!?

 

さて子供のころはアトピーで、成長してからは湿疹。

これはひどい時は手のひら指手の甲手首までぐるりと一周。

肘の内側、膝小僧、膝の裏側、脇、背中、腰、お尻と出ていました。

20歳超えてからは軽くなりました。

若いから寝れるんですよ。この辺りは痒かろうが。

 

ところが20半ばを過ぎるとまあ寝れません。症状も重くなります。

特にひどいのは「手」

やはり一番使う部分で、汗はかきますし、こまめに洗いますから。

ずっとかきむしらないと、1秒でも放っておくと皮膚の中で虫が蠢いてるように感じる痒さで足がばたばたします。

ホルモンが変調するのか、明け方4時頃にようやく鎮まり、眠れるようになりますが朝7時からまた痒くなります。

朝起きて始めにするのは布団のコロコロかけ。

皮膚へんをこれで取り去り、シーツを洗濯に。

何度「手を切り落とせば楽になれるだろうか」と考えたか。

そんなことしたら大変ですし、手での作業が多いのでもっと困ります。

大事にしてやりたい部分なのですが。

 

体液で手は生臭いです。これは書かない方がいいですね。

 

血や体液が流れ続けているので、出かける際は絆創膏と綿手袋が手放せません。

料理の際はこれにさらにポリエチレンの透明な手袋を重ねます。

これは今でも使います。

魚類を触ると痒くなっちゃうので。

 

化粧水・化粧品なんて、塗れば熱くなって痛くなって、じんましんが出るので使えませんでした。

お年頃に麗しき青春はなかったですね。まあどっちにしろ気にしてなかったでしょうが。

 

皮膚病というのは発症すると治らない、と言われています。

またずっとかきむしっているのになぜ肉が表面に出ないかといえば、皮膚の生まれ変わるスピードが異常に早いからと言われています。

自分を守るために必死なんですね。

 

子供のころから皮膚病持ちの方もいる一方、大人になってから皮膚病になるきっかけの一つとして有名なのが「ストレス過剰」

これは副腎という小さな臓器ですが、ホルモンを司っています。

アドレナリンやノルアドレナリンなど、この小さな臓器が頑張って作り出しているということです。

ストレスと戦う臓器ともされており、これがストレス緩和のため働いているのですが、さすがにストレスが強いと間に合いません。

それにより副腎は弱ってしまいます。

副腎は自分を守るために色々な部分に働きかけますが、弱ると守る力は減り、結果お肌が弱くなったりします。

そうなると皮膚病が出たり、そのかゆみ痛み生活のしづらさで更にストレスがかかり、悪循環となります。

副腎は肌だけでなく様々な部分を守ろうとしているので、これが弱ると様々な部分も弱っていきます。

ステロイド系もこの副腎と関わる薬となります。

出来れば自分自身の副腎が元気であるのが良いので、ストレスを解消して副腎を休ませてあげるというのは大切です。

またストレスを嫌えば嫌うほどささいな事が嫌になるので、多少は仕方ない、と割り切って慣れるのも一つの手……だと思います。

 

体の内側としては副腎をよしよししてあげる事が良い、というのがとりあえず伝わった……だろうか。

 

ついでに書いておきますが、皮膚病はうつりません。

乾癬なんて響きが一緒なので不安になりますが、感染はしないものです。

もしそうならうちの家族みんな皮膚病です。みんなちゃんと皮膚は無事です。

 

ではでは本を読んだ結果をどうぞ。

 

 とある美容クリームが気になって、しかし中身の成分が怖そう、とネットで調べたところ発見したのが「かずのすけ」という名前。

彼の説明で納得し、その商品は買わないことに決め、この人の知識はすごいぞ……とブログを読みふけることになりました。

私がやってダメだったこと、良かったこと。

それらもきちんと書かれております。

無責任に肌に良い、髪に良い、と描くCMの一方、肌に悪いものを入れまくってるものなんかとは違います。

これらは化粧品やヘアスタイリング剤を落とすためなんでしょうが。

実体験をともなっているので、嘘がありません。

 

まず試したのは衣類や肌に触れる布類はエマールで洗うこと。

 

おしゃれ着用洗剤として有名ですが、普通の衣類も洗えます。

これで洗うとパジャマへったへたの何年物? がパリッとするのでそこでまず感動。

シャワーの後、それに着替えるともう違う。

以前は服を着るとサメにずりずりされてるかのような痛みが全身にあったのですが、それがない。

爽やかすぎる気分で安心して眠れました。

そう、眠れたんです。

眠れたんです!!!

エマールで衣類を洗っただけです。

他は一切要りません。これだけ。水はいるけど。

以来、肌に触れるものは衣類、ベッドカバー、シーツ全てこれで洗ってます。

柔軟剤も要りません。どっちにしろ化学物質過敏症なので、この香料があかんかったので、個人的には一石二鳥。お財布にも優しい。

ただしこれで皮膚病がマシになったわけではないので、他の方法も知る必要があります。

そこで見つけたのが本。

本が出版されているということで、これは一生ものだ、と買ったのがこちら。

 

アマゾンさん。 

どんな敏感肌でも美肌になれる! オフスキンケア

どんな敏感肌でも美肌になれる! オフスキンケア

 

これを読みながら色々探し、試して2年経ちます。

 

これに従って化粧水の成分を注意し、選んだのがセザンヌセラミド化粧水。

もちろんはじめは刺激がありました。

ちょっとひりつく感じ。

ただ好転反応があるというのは知ってるので

「それかもな。1週間様子見てみよう」

と続けていき、1週間で良くなったわけではありませんが、悪くもなっていないし、しっとり感がすごいので「普通に良いかも」と使い続けて1か月。

荒れてる部分が、減った……。

かゆくない……。

そこからは雪だるま式に良いものがついていきます。

症状が出てる部分は徐々に普通の見られる肌になりました。

流血・体液流れてる部分は傷口が塞がってから使うようにして、少しずつ荒れてる範囲が狭く。

水疱や乾燥で痒くなりそうな時も化粧水を塗れば、すぐにおさまるほどにまで馴染んできました。

季節替わりや乾燥のひどい冬場は乳液をプラスし、なんとか乗り越えられるように。

 

今は30歳超えても肌質はけっこう良い方です。

出かける際も手袋無しです。

 

他に参考にしたのはシャワーでのこと。

基本お風呂は入りません。これは元からです。お風呂に入った方がいい、とはよくテレビで言われていますが、皮膚病持ちがお風呂なんて針地獄みたいなものです。

というわけでシャワー編です。

 

ボディソープ・石鹸は使いません!

タオルは手ぬぐいです。

手ぬぐいで文字通り「ぬぐう」ように洗って、お湯で流すだけ。

一応臭くない、と母親に確認を取っています。気になる方はかずのすけさんのを参考にボディソープを探してみてはいかがでしょうか。

実感として得られたのは「垢」が出なくなったことです。

泡で洗ってるという油断、泡がそもそも痛いのでごしごし出来なかったせいか、けっこう垢が出て嫌だったんですが、手ぬぐいとお湯だけにしてからは見てない気がします。

 

シャンプー交換。ただし椿油を元々使用していた。

頭皮湿疹もあったので椿油を使っていたのですが、シャンプーの怖さは「液だれ」。

すぐシャワーで流してるつもりでもしっかり背中にダメージが残ります。

本を参考に選んだのがいち髪

特におすすめというわけではありませんが、注意している薬剤の名前が見当たらなかったので使用しています。

おかげで頭皮湿疹も減り、液だれで背中が荒れることもなくなりました。

コンディショナーなどは椿油を使っているので必要なしです。

 

物によりますが、小瓶タイプで700円前後。使い切るのは早い方が良いので小さいタイプを選んだ方が無難です。

これ全く減らないですし、紫外線ダメージから守る他スキンケアにも使えるのでコスパ最強です。

洗顔にも使ってます。

純椿100%のものがおすすめです。カメリアが入っていても大丈夫でした。

椿やカメリア以外が入ってなければ大丈夫かな、と。カメリアって椿ですが、要するに外国のものかな?

保存場所は光の届きにくい冷暗所。変な匂いがしなければ何年経っても使えるそうです。

いち髪も安いですからね、けっこう財布にも優しいです。

 

髪の毛はなぜか強いタイプなので、参考になるか分かりませんがこんな感じ。 

f:id:kitahaku:20200829110706j:plain

毛先はばらついてません。枝毛も見てないです。あるとは思います。

 

化粧品はセザンヌのものを主に使用。以前は日焼け止めも怖くて使えなかったんですが、今は下地を日焼け止め代わりにしています。

日焼け止めに関してもかずのすけさんの本で選び方が書いてあるので、お子さんや男性も安心して下さい。

セザンヌもプチプラ、そこらへんで買えます。

遅れてやってきた青春……服もメイクもけっこう好きになりました。

 

服に使われる素材の選び方なども書かれています。

私の場合、エマールで洗えるものは大体OKでしたが、症状の重い方には貴重な情報ではないかと。

ウィッグやエクステなども、エマールでつけおき洗いをすれば使えました。

 

比較写真を載せます。

かなりマシな状態の時のものとはいえ、やはり皮膚病は見る人によっては不快感があるので注意して下さい。

 

 かずのすけさんを知る前。背中です。

f:id:kitahaku:20200829111253j:plain

f:id:kitahaku:20200829110947j:plain

かずのすけさんを知って、試して2年経った今。

2年待たなくても割とすぐ効果は出たんですが、とろいので写真を撮ってなかったんですよね。

f:id:kitahaku:20200829111235j:plain
角度が違うので分かりづらいかも……ほくろがあるんで同一人物とは分かりますかね?

手はどうでしょう。

知る前。

f:id:kitahaku:20200829111216j:plain
かきすぎて白くなった部分があります。

f:id:kitahaku:20200829111155j:plain
f:id:kitahaku:20200829111115j:plain
爪が多分、水疱でぼこぼこしています。

f:id:kitahaku:20200829111056j:plain

老人のような皮膚感。ひどい時はゾウさんみたいでした。

f:id:kitahaku:20200829111037j:plain
f:id:kitahaku:20200829111021j:plain

f:id:kitahaku:20200829111005j:plain

今。

f:id:kitahaku:20200829110928j:plain
季節替わりはどうしても荒れます。それでもかなりマシですね。かゆくてたまらない、はありません。

f:id:kitahaku:20200829110906j:plain

f:id:kitahaku:20200829110851j:plain

見づらいですが、爪のぼこぼこは減りました。

f:id:kitahaku:20200829110832j:plain

f:id:kitahaku:20200829110815j:plain

こんな感じのお肌になりました。

 

セザンヌはプチプラなのでセラミドは他のに比べると微量……(;'∀')それでもこのくらいにはしてくれます。愛してる、セザンヌ……。

化粧水にしろシャンプーにしろ、高級品を使っていたら移行で慣れるのにもっと時間がかかるそうです。

高級品が悪いわけではないですが、肌が怠けちゃうそうです。


本ではステロイドに関することや、化粧水の移行のコツ、オーガニックや人工物の良し悪し、洗顔方法、洗顔に使えるもの、食事のすすめなど、肌に良いことの基本がしっかり書かれています。

かずのすけさんはブログの他、ユーチューブなどもされているので、気になる方は検索してみて下さい。

サイトの予定もあるそうです。

 

せっかくの薬膳系ブログなので、こちらからも食事のすすめを。

皮膚に関する五臓は「肺」にあたります。

肺に良いとされている味覚は「辛い」、色は「白」。

幼いお子さんや妊婦さんなら「辛い」スパイス系は勧められませんので、白色の食材がおすすめ。

アワビ、タラ、牛乳、大根、カリフラワー、にんにく、長芋、かぶ、白ネギ、りんご、梨、はちみつ、ハト麦やゆり根、白きくらげなど。

体質によってまた違う勧めとなりますので、基本は「白」「辛味」で肺をケアする、が良いでしょう。

また「肌」であれば脾臓になり、「甘味」「黄色」が良いものになります。

甘味を持った食材はかなり多く、色と合わせて牛肉や卵、魚介類、大豆、かぼちゃ、芋類、みかん、とうもろこしなどがおすすめ。

ちなみに「副腎」に良いものは「色付き」だそうで、ちょっと違うことになっています。

発酵食品が良い、と考えられているようです。

大腸を整えるというのは同じでしょうかね。

日本酒もそれきっかけで飲みはじめ、好転反応が出ました。

適量を守らないとアルコールは肝臓、副腎に負担がかかるので注意ですが。

薬膳でも基本はカラフルに、バランス良く、が根底にあるので、両方を取り入れるのを個人的にすすめます。

 

アロマテラピーエッセンシャルオイルでマシになった方もいるそうで、これは私は合わなかったんですが、色々皮膚病にアプローチできるものは多く、これがダメでも……という選択肢は探せばあるようです。

基本的に治るものではないのですが、なんとか症状を抑える、気にならない程度までマシに、ということは出来そうです。

 

運よくかずのすけさんを知り、おかげでマトモな生活を手に入れられたので、私からすればこの方は命の恩人です。

本当に生まれてきてくれてありがとう……ありがとう~!

 

他には医薬部外品と化粧品の違い、一般的に悪いと思われているものが本当に悪いかどうか、美白系化粧品はこういう人はNGなど、あって困らない知識がいっぱいです。

かずのすけ信者、と揶揄されるらしいですね。

信者て。

まあいいや。実体験を得ての信頼ですから。信者……信者てどうよ。

 

肌の悩みを抱えていた私が、本当に運よく見つけられた「かずのすけ」さん。

この記事がきっかけでまた広がっていけば良いな~と思います。

かなり長文になりましたが、読んで下さった方、ありがとうございます!

ちょっと愚痴っぽいところもあるし、見苦しいとは他の悩んでる方辛いから言いませんが、見づらい写真付きになってしまいました。

肌に悩みがないという方でも参考になるはず……なので、ぜひ「美容化学者 かずのすけ」さんのブログ、サイト、ユーチューブをご覧になって下さい。

 

ではでは~。