くりや

和漢膳を中心に、人それぞれの体質におすすめのレシピを紹介します。

モロッコの不思議なカフェオレ「ノスノス」

いつものコーヒー、好きだけどちょっとだけ雰囲気の違うものを味わいたいな、となったことはありませんか?

豆を変える、ミルクを変える?

いやいやスパイスを加えてエキゾチックな味を楽しんでみてはいかがでしょうか!? 

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「ノスノス」とはコーヒーとミルクが「半分半分」という意味。

響きのインパクトと覚えやすさ、暑いからこそ惹かれてしまうスパイスの香りでいつものコーヒーがガラッと変わります。

今回は2パターン淹れてみました。

 

その①の材料!

・牛乳 100㎖と、気持ち多めに

・濃い目に入れたコーヒー 100㎖

・カルダモン ティースプーン 3分の1ほど

・シナモン ティースプーン  3分の1ほど

(今回スパイスはパウダーで作っています。ホールやスティックの場合、カルダモンホールは1個、シナモンスティックは1本)

 

工程

・先にブラックコーヒーを淹れる。

カップにコーヒーを入れます。

今回カフェインレスのスティックを使用。お湯を注いで完成。

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パッケージに書かれた湯の量より少な目にしています。

 

・煮詰める

小鍋に牛乳、カルダモン、シナモンを入れ、弱火で加熱。

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スパイスの香りを立たせ、沸騰する前に火を止めます。

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・仕上げ

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カップに注いで、完成。

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けっこう牛乳の主張が強く、スパイスの風味もありますがコーヒーにかなり馴染んでます。

面白い味になっていました。

 

 その②の材料!

・豆乳 100㎖と、気持ち多めに。

・濃い目に入れたコーヒー 100㎖

・カルダモン ティースプーンに3分の1ほど

・シナモン  ティースプーンに3分の1ほど

・はちみつ  ティースプーン2杯~お好みで

 

工程

・ブラックコーヒーを淹れる

コーヒーとはちみつをカップに入れ、湯を注いでよく混ぜます。 

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後はその①と同じようにし、スパイス入りホット豆乳を作ります。

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完成です。

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こちらはコーヒーの苦さ渋さが引き立ち、スパイスとのバランスも良く美味しい!

豆乳とコーヒー豆……豆同士だから馴染むんでしょうか。違うか。

 

 

コーヒーは温性質?と考えられています。

特に上半身を温めてくれる、と考えられていますが、はっきりとはしていません。

また頭部がすっきり、活動的になる、と、興奮作用のあるカフェイン飲料であることは

知られた話ですね。

五臓に働きかけるものであり、体も活発にしてくれます。

普通のものなら主な栄養成分はカフェイン、タンニン、ナイアシンポリフェノール、クロロゲン酸、アルカロイド……などなど。

豊富な栄養成分に働きですから、注意点もいくつかあります。

・のぼせやすい人、胃腸が弱っている場合、不眠傾向にある場合、幼いお子さん、妊婦さんは飲まないように。

・利尿作用があります。

・カフェインには依存性があり、1日に3杯以上を継続的に摂るとカフェイン禁断頭痛という症状が出るおそれがあります。

そのため1日に3杯以下にとどめた方がよく、これも体質によるので1杯でも負担になる方もいるかもしれません。

 

今回のコーヒーはカフェインレスなので、カフェインの効果はかなり少な目になっています。93%カットなので、少しは残っているタイプですね。

もちろんカフェインレスをわざわざ選ばなくても、普段のもので大丈夫。

 

 

シナモンは桂皮、肉桂とも呼ばれ、漢方でもおなじみのスパイス。

性質は「大熱」で、体を温める力がとても強い!!! ということです。

実際3時ごろに飲んで、夜になってもお腹がかなり温かかったので持続力も強いのでしょう。このあたり注意が必要かもしれません。

腎臓、心臓、脾臓、肝臓に働きかけるもので、腎臓は生殖器にも働きかけるとされています。特にシナモンは、たとえば女性なら生理不順、生理痛の緩和につながりますし、男性ならEDにも効くとかなんとか……あくまでもそんな効果も期待できそう、ですが。

体を温める力がかなり強いので、生理痛の緩和は確かにありそうです。お尻が塩枕にでもなったかのような冷たさ、に悩んでる方は試す価値ありかもしれません。

下痢やお腹がひえた場合の食欲不振、寒さからくる関節の痛みを和らげる、など内側から温めることで体のあちこちをケアしてくれます。

主な栄養成分はビタミンE,カルシウム、カリウムマンガン、鉄分、亜鉛、銅、タンニンなど。

オイゲノール、サフロール、オルトメトキシなどの香り成分も含んでいます。

気や血を補う力を助けるという効果もあり、調理にも使いたいポピュラーなスパイスですね。

注意点はもちろん多く、やはり体を温める力が強いので熱っぽくなりやすい方は控えましょう。

また量が多すぎても負担になります。成人で1日に1~1.5gが上限。

妊婦さんはスパイス類は避けた方が良いです。

また幼いお子さんにも、小さい体には刺激が強いので、使わない方がいいでしょう。

加熱により効果が飛んでしまうため、加熱時間は短時間で済ませましょう。

 

 

カルダモンはスパイスの女王とも呼ばれています。

香りはショウガ、レモンを砂糖に漬けたような、爽やかで甘い香りがします。

アーユルヴェーダでは最も安全な消化促進のスパイスとされており、脾臓に働きかけ胃腸の調子を整えると考えられています。

薬膳食材でもあるのですが、4種類に分かれ、しかもパウダーなのでどれかがわかりません。

なのでざっくり「カルダモン」を説明します。

性質は温であるとされています。脾臓に働きかけるということも共通しており、香りの良さで「気」を促すものであると考えられています。

注意点があるとすれば大量に使用すると胃に負担をかけるということ。

1日の摂取目安は3~6gほど。

食物繊維、ナトリウム、カリウムなどを含んでいます。

鉄製の調理器具を用いてはならない、と言われています

 

 

ミルク類に関してはこちらをどうぞ。 

kuriya-kitahaku.hatenablog.com

 

はちみつは栄養の宝庫として有名ですね。

こちらはシナモンとの相性はずば抜けて良いと今注目が集まっているようです。

とはいえあまり期待しすぎてもね……どうなんかな。冷えやすい方には良さそうですが。はっきり根拠が出たら嬉しいですよね。コロナうんぬん以外の脅威もそりゃ気になるし。

元気の源を補う力がありますし、馴染みやすい甘味なのでちょっと元気欲しいな、という方はぜひ入れてみて下さい。

味は合うので、シナモンと合わせて体をぽっかぽかの元気に導くのはアリでしょう。

水毒の方にはすすめられません。

はちみつなめると下痢する方は避けましょう。

1歳未満のお子さんには与えないように。

 

 

カフェインアレルギーなのでコーヒーは諦めていましたが、色んな方のブログを読んでカフェインが少ないものやカフェインがないものの存在を知り、安心して飲めるようになりました。

コーヒーやカフェイン系の情報を書いてらっしゃるブロガー様、ありがとうございます!

症状も出ていませんし、カフェオレとしてもけっこう美味しかったので最近の技術はすごいな~と感心しきり。

 

良ければステイホーム中、ご家庭でちょっとした異国情緒を味わってみませんか?

ではでは~。