くりや

和漢膳を中心に、人それぞれの体質におすすめのレシピを紹介します。

血と気を作る! レバーのはちみつ煮

血は気によって生じる、とも考えられており、気を作る食材と血を作る食材は一緒に調理すると血を作る効率がよくなります。

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今回は鶏のレバーを使った、煮込むだけの簡単な料理です!

 

材料 4人分

・鶏レバー 230gほど

・はちみつ 大さじ3

・酒(料理酒でも日本酒でも可) 大さじ3

・醤油 大さじ3

・ショウガ 里芋1つ分くらい

 

工程

・下ごしらえ

レバーを一口大に切っていきます。

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左下のハツは開いています。

ハツを取り、血の塊や脂肪を取りましょう。

レバーの中にはこういう血の塊があるので、出来るだけ綺麗に取ります。 

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ショウガを千切りにします。 

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・煮込む

鍋にレバー、ショウガを入れて中火で加熱。

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すぐに酒、はちみつ、醤油の順番で味付けします。

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ヘラなどで潰さないよう混ぜます。

泡が立ってきたら弱火にし、じっくり加熱しましょう。

 

・仕上げ

レバーに火が通ったら完成です。

お皿に盛り付けましょう。 

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 めちゃめちゃ簡単だったでしょ?

ショウガがレバーの臭みを取り、ついでにレモンのようないい香りも放ってくれます。

気を補うのははちみつなので、ぜひはちみつをご使用下さい。

 

 

鶏肉は気を補う力があり、お腹まわりに良い影響があります。

帯下、不正出血、下痢、食欲不振などの際に良いと考えられており、今回はレバーなのでヘム鉄が多く、ビタミンAやB1、葉酸が含まれています。

他のお肉のレバーよりもカロリーが低めというのも嬉しいポイント。

お肉なので食べすぎると血が滞る可能性はありますが、味が濃いので食べすぎることも少ないでしょう。

血は全身に栄養を運ぶ大切なものです。

特に女性は月の物があるため、男性と比べると血虚(血液が不足している状態)になりやすく、色々注意が必要になります。

レバーや小松菜、ほうれん草、人参、ピーナッツ、イカ、タコなどもぜひ取り入れてみて下さい。

 

 

はちみつは気を補う食材です。

砂糖よりもまったりして、それでいてしつこくない甘味なので調理にも向いています。

これはお腹にももちろんですが、喉や肺を潤すので空セキ、息が切れる、お肌の乾燥などをケアしてくれる他、腸の調子も整えてくれるのでぜひ一本は備えて欲しい調味料です。

主な栄養成分はブドウ糖オリゴ糖パントテン酸、鉄分、葉酸、ビタミンB6、B1、B2、C、Kなど。

水毒タイプの方や、なめると下痢をする方には勧められません。

1歳未満のお子さんには与えないようにしましょう。

 

 

ショウガは今回臭み消しのため使いましたが、秋から冷え始めるため、深い体温は温めた方が良いので、今の季節からですと牛乳よりもおすすめです。

体を温める力があり、寒さからくる体の痛みや食欲不振などのケアになる他、セキが出るなども肺を温めることで止まりやすくしてくれます。

目が充血してる場合は悪化させてしまうことがあるため、控えましょう。

食べすぎると心臓の気を損なうことがあるので、「薬味」としての適切な量を守るようにしましょう。

30分以上連続して加熱することで、体を温める力が出やすくなると考えられています。

 

 

生理前になると決まって「自分は無価値な人間だわ……」という謎の落ち込みがあったりしたのですが、血を補うものを食べたり、鉄分系のサプリメントを飲むようにしてからはそういった落ち込みに囚われることは減りました。

あくまでも個人的な体感ではあります。

が、腸内環境を整える、血液を補うことは「セロトニン(精神安定に関わる物質)」と関わるかもしれないということ、基本的に血液はあった方がいいことから、こういった料理もしっかり食べることは本当におすすめ。

食べすぎ注意! ではありますが、鉄分を含んでいる野菜類も多いのでぜひ色々生活に取り入れてみて下さい。

 

生理の話が出たので付け加えておきます。

体を温めて、筋肉の緊張をほぐしてやることが生理痛の緩和につながるのではないか、ということです。

冷えやすい人ほど痛みが強い、とは薬膳での考えですが、これは果てしない天文学的人数を診てきた上での「統計学」なので、根拠がないっちゃないし、あるっちゃある話です。体温の深い部分を温めることで筋肉の異常な緊張(止血のための緊張)を解けたのではないか? と考えられます。

少なくとも個人的に、痛い時にニンニクを食べると多少は楽になりました。

個人差があるとは思いますが、食材は悪いものはほとんどありません。

効果がなくても損はないはずです。

そのほか骨盤の姿勢を整えることも大切で、血の巡りを良くする運動や食事もおすすめ。

今回でいえばショウガ、また大葉やネギ類、ニンニクなど、手に入りやすい体を温める食材は多いので、積極的に摂って内側から温めつつ、生理痛がひどい時を除いてリラックス効果のあるストレッチなども取り入れてみて下さい。

 

はちみつなども売られています。

 

水毒だとか血虚だとかの話が出たので、こういうのもあるよ、と貼っておきます。

体質は良い方にも悪い方にも変わりやすく、季節も変わって行きますし、体で気になることがあったら何度でも参考程度にやってみて下さい。 

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ではでは。