くりや

和漢膳を中心に、人それぞれの体質におすすめのレシピを紹介します。

体ぽかぽかニラ玉スープ

朝夕はさすがに冷え込んできたので、体を内側から温めて負担を減らしたいところ。

ニラと卵のスープです。 

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材料 4人分

・ニラ 50gほど

・鶏手羽中 220gほど

・人参 2分の1

・卵 2個

・水 1ℓ

・塩 2g

オイスターソース 大さじ1

・鶏がらスープの素 小さじ1

ゴマ油 少々

 

工程

・切る

ニラ、人参をよく洗って、食べやすい大きさに切ります。

人参は薄さ1~2mmで。

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・煮る

鍋に水、鶏手羽中を入れて弱~中火にかけます。

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どんどん濁りが出てきます。

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煮立ってきたらアクを取り、蓋をして弱火で10分ほど煮込みましょう。

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アクが出てきたら取るようにします。

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透き通ってきますよ。

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濁っていたスープが透き通ってきたら人参を入れましょう。

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中火にして5分ほど煮込みます。

 

・味付け

オイスターソース、塩、鶏がらスープの素を入れ、馴染むまで数分煮込みます。

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味見しましょう。

 

・仕上げ

卵を混ぜます。お好みの混ぜ加減でどうぞ。

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食べる直前にニラを入れます。

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強火にしてぐわぐわっと泡がたつほどスープを加熱したら、火を弱くして卵を高い位置から注ぎます。こうすると卵が一気に加熱されるので、スープと卵が混ざりません。

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卵が表面に浮いてきたらゆったりと混ぜましょう。 

 

お椀にごま油を少々入れます。

そこにスープを注いで完成です。

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ニラの尖った感じが人参や卵で和らぎますので、かなり食べやすくなります。

手羽中でなくても良いのですが、「骨つき」が出汁が出るのでおすすめです。

 

 

ニラは体を温める力を持っています。

血の巡りを促し、出血の際にも良いとされている食材。

独特の香りは食欲を促し、豊富な栄養が体を労わってくれます。

主な栄養成分はビタミンA、B群、C、E、たんぱく質、糖質、脂質、カルシウム、カリウム、リン、鉄、とかなり優秀。

優秀なものは注意点も多くなります。

妊婦さん、幼いお子さんは控える、もしくは食べてはいけない。

気虚血虚の両方がある方は控えめにすること。

胃が弱っている方も控えめにすること(特に生だと刺激が強いです)。

ほうれん草、はちみつ、牛肉と合わせてはいけません。

1日の目安は70~100gです。

 

 

鶏肉は気を補うお肉。

お腹まわりにも優しく、下痢や不正出血、食欲がない時や手足がだるい時にも勧められています。

気を整える力もあるので、げっぷやしゃっくり、喉の緊張などがある時も良いと考えられています。

高たんぱく低カロリーは有名ですね。

その他ビタミンA、皮や骨のまわりにコラーゲンが含まれているので、ダイエッターの方や、美容に気を遣っている方、体を強くしたい方にもおすすめのお肉です。

 

 

人参は血をつくる助けをしてくれます。

血虚による目のかすみ、ドライアイなどにも良いとされているので、パソコン作業が多い方におすすめ。

また乾燥全般に良いとされているので、秋の空気で肌がカサカサ……という方にも良い食材です。

皮の部分に栄養の多くが含まれているので、よく洗って、汚い部分だけ包丁の背で削ぐようにすると良いでしょう。

主な栄養成分はビタミンA、B1、B2、C、E、食物繊維。

 

 

卵はビタミンCと食物繊維を除いて、完全栄養食。

手っ取り早く栄養を摂れますし、卵白にはコレステロール上昇抑制物質が含まれているのでぜひ調理に入れたい食材。

血を作る助けにもなるので、血虚からの不安感、夢が多い、めまいなどにも良いとされる他、喉を潤すので声がかれる、声が出にくいなどにも良いとされています。

五臓に働きかける食材で、どんな味付けにもなじむので優秀すぎるほど優秀な名脇役

注意点は水毒(体の水分の巡りが悪い状態)の場合は使わないこと。

ネギやニンニクと一緒に食べてはいけない。

妊婦さんが鯉と一緒に食べると新生児が皮膚病を起こしやすくなる。

(鯉は滅多に食べませんが……)

 

 

ごま油はあればぜひ入れて下さい。

リグナンという成分は肝臓をケアしてくれますので、投薬治療中の方やお酒好きな方は日常使って欲しい油です。

加熱にも強いのが特徴ですが、それでも高温加熱処理されたものは「ヒドロ」という毒素を発生させている可能性が高いため、低温圧搾の製造法が安全。

購入の際はチェックしてみましょう。

ちなみにおすすめはこちら。

 

 

 

あまり体を温め過ぎてもいけません。寝つきが悪くなる可能性があります。

どこまでもバランスが大切です。

ちょっとニラ食べすぎたかな、ちょっとお腹熱いな、という場合、ハト麦茶などを飲んでみるのも良いでしょう。

夜でなければ緑茶などもおすすめ。

水出し緑茶ならカフェインが出にくくなるので、カフェインに過敏でなければ夜でも飲めるかもしれません。

 

ではでは。