朝夕かなり冷え込むようになってきましたね。
今の内から体を温める食材を食べて、本格的な冬の到来に備えましょう。
材料 4人分
・だし昆布 20gほど
・椎茸 4つ
・タラ 切り身 4つ
・玉ねぎ 中サイズ 2個
・無塩バター 30gほど
・酒 大さじ1
・水 50㎖
・ポン酢(醤油ポン酢) お好みで
工程
・下ごしらえ
大き目のフライパンに昆布を敷きます。
玉ねぎをスライスします。
椎茸の石突を落とし、カサをぽんぽん叩いて汚れを落としたら、玉ねぎと同じようにスライスしましょう。
タラを流水でよく洗って、キッチンペーパーで水気をよく取ります。
・蒸す
昆布の上に玉ねぎを並べます。
タラを置いていきましょう。
その上に椎茸を並べたら、水、酒をかけ入れて蓋をします。
弱中火にかけ、10分ほど蒸し焼きにしましょう。
・仕上げ
全体に火が通ったらバターをのせます。
バターを溶かしつつ馴染ませ、溶けきったらお皿に盛り付けます。
ポン酢をかけて完成です。
バターを最後に入れることで、まろやかな甘味になり全体が上手くまとまります。
ポン酢であっさりになるので見た目ほど重くありません。
参考までに。この減塩ポン酢美味しいです!

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タラは体を温める力があるとされ、気と血を補うとされています。
便の出が悪い……という時や眩暈がある時などにも勧められており、血の巡りも促す他、五行でいえば塩味でありながらカリウムが豊富な点も魅力。
血圧高いかも、という方にとっては有難い食材です。
たんぱく質、カリウム、ビタミンD,E、タウリンなどが主な栄養成分。
(カリウムは余計な塩分を排泄しやすくしてくれるため、血圧高めの人は塩分・カリウムのバランスを意識した方がいい、と言われています)
含まれるイノシン酸は分解が早いので、時間が経つと独特な匂いになります。
新鮮なものを選ぶようにしましょう。
うちの父が去年の初夏に血圧関係で倒れ、早い話が血管がパーンってなったんですが、醤油たっぷりの食事の後にお茶づけを食べるという、一日の塩分摂取目安を夜だけで軽く超える生活してりゃ、そうなるわ……と。
皆で何回も注意してたんだけどなぁ。
伝家の宝刀「これが楽しみで仕事してる」
誰もそっから何も言えなくなるよね。
心配したけど同時に納得もするという感じだったのですが、それからは大人しく薄味に切り替え、慣れたようです。
私自身が和漢薬膳を始めたのはその年の冬からで、色々身についてきたので母にこの食材が血管と血に良い、と伝えて父も知らず知らず和漢薬膳を食べて半年。
倒れてからは一年半。やっけ?
病院で診てもらったところ、血管の壁の裂けた部分の半分が修復出来ていたようです。
和漢薬膳の効果があったかはもちろん不明ですが。あると思いたいけど。
いや~、食事って怖いよ。
怖いけど、食生活のコントロールが出来るようになったら、やっぱ食事って有難い。
食べるもののダメージは体に蓄積するものです。
若いから大丈夫、ということはないので、色々調べて、信頼できそうな情報はぜひ活かしていってください。
ではでは~。